軽い、重い
ここのところ続けて言われたことでちょっと気にしているのですが、料理がちょっと軽すぎる?世の中の健康志向、ミシュランに代表される評価軸の変化などもあり、西洋堂の料理も、変わらないようでいて、少しづつ軽い料理が増えているのは確かです。ソース自体も昔に比べると、量自体も減っていますしね。
重い・軽いと多い・少ないは違いますので、ここで言っているのは味の濃厚さなどの重いのことです。フォンやブイヨン自体はそれほど変えていないのですが、使うワインのタイプや、バターやオイル、クリームや獣脂などの脂(油)分の量などは確かに変わっていますね。
年配のお客様に限らず、やはりある程度の健康志向は定着していますし、特別な日のお料理だからといってあまりにカロリーが多いというのは許せない、という方もずいぶんと多くなった様な気がします。昨今の傾向でワインを飲まなくなったということもあいまって、やはりお料理的には軽めの傾向になってしまうのは仕方が無い事、なのかもしれませんね。
反対に重いお料理を求める方向の人も少なからずいて、特にワインを召し上がる方には、ワインを受け止めるだけのボディを求める傾向がある様な気がします。それと、せっかくの年に一度くらいの機会ですし、この日はカロリーを忘れて、という人も当然いらっしゃるわけです。もちろん同じテーブルの中でも両方を求める方がいて…、と話は複雑になるわけで、お客様に合わせて調整するということもなかなか難しかったりします。
予約のおまかせで重い料理、というのはメニューやソースなどの準備も出来るので不可能ではないのですが、さすがに来てから注文して重いの軽いいのというのは、無理ですね。ソースなども一からつくるようですし、そもそも決まっている料理が軽めだったら、重い料理にすると美味しくなくなったりしますからね。
コテコテのバターやクリームたっぷり、というのも、実は西洋堂の得意分野でもあるので、そういうお料理がご希望の時はぜひおまかせコースでご注文下さい。もちろん特別料理になってしまうので、キャンセル料もしっかりかかりますが、少なくとも3日前までに注文頂かないと用意が出来ません。一テーブル皆同じ料理にする必要がありますし、特別に用意するとコストもかかる(そもそもバターやクリームの量も段違いだし)ので通常メニューよりは1~3割高いと思って下さい。
あとはお好みの食材などをおしらせ頂いて、ご予約時にコッテリとした感じで、と言っていただければOKでしょう。ただし、このコッテリ具合にも個人差があるので(濃ければ当然塩も強くなりますし…)、どの変がちょうどいいか?というのは非常に難しいところではあるのですが…。
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コメント
初めて西洋堂さんへ御邪魔したとき、久しぶりの日本生活で重い洋食に飢えていた私達は涙を流しながら食べたものです。
かみさんはすっかり日本の軽い洋食になじんでしまいましたが、私は重いのが好き!
というわけで、次回は重たいのをお願いします。
とは言うものの、水戸は遠い。。。
投稿: ZL2PGJ | 2008年5月23日 (金) 21時37分
ありがとうございます。
最近は重いのは完食できない人もいるので、なるべくピンポイントで使うようにしています。個人的にも、こってりとしたオゼイユやベルモットのクリームソースが大好きですが、ストップかけられています…。
投稿: Ryu | 2008年5月26日 (月) 00時05分