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正餐(フランス料理)

 中途半端になってしまった前回タイトルの(前回は変な事を書きすぎてしまい、反省しております)補足です。

 30数年前からずっと使っていた名前をやめてしまったのは、わかりづらいというお客様の声が多かったからですが、最近は逆にそういう名前を使うお店も増えてきた、ということもあり、今回の復活になったというわけです。しばらくは自分達も間違いそうで怖い(いまだにエメラルド、ダイヤモンドと言う名前を聞くと、当時の値段が頭に浮かんでしまうだけに)のですが、気をつけてご案内したいと思っております。

 で、今回40年前のメニューを引っ張り出してきましたので、参考までにご紹介します(長いです。)

☆ダイヤモンド 15,000円(税サ別)

スモークドサーモン・燕の巣クリアースープ・伊勢海老(温・冷‐ショーフロワだと思う)・牛ヒレシャトーブリアン・シャーベット・七面鳥ロースト・季節サラダ・富士姿アイスクリーム・小菓子・メロン・コーヒー

☆ヒスイ 12,000円(税サ別)

スープがスッポンスープに、シャトーブリアンが牛ヒレに 

☆エメラルド 9,000円(税サ別)

オードブル盛り合わせ・コンソメ・伊勢海老冷製・牛ヒレ赤ワイン煮・以下同じ

☆ルビー 7,000円(税サ別)

エメラルドから七面鳥・富士姿アイスクリーム・小菓子・メロンを抜いてアイスクリームと季節フルーツをつけたもの

☆パール 5,000円(税サ別)

オードブル盛り合わせ・コンソメ・小エビグラタン・若鶏ロースト・季節サラダ・アイスクリーム・季節フルーツ・コーヒー

と、なっており、サファイアとオパールの名前が違っていますね。ちなみにこのメニューは、当然ながら今は出来ません。40年前のこの値段と言う事をお忘れなく。今なら、ダイヤモンド50,000円10人分以上、税サ別)くらいならつくってもいいですけど、ま、つくるのも大変です。つくり方はわかっていますが、材料(なんでも良ければすぐ手に入りますが、当時の水準に合わせるとなると…)費がそもそも15,000円以上かかりますし、二人分つくるというのが現実的に不可能です。そうなると、結局もっと高くつくわけで…。

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ディナー・オパール

 今まで5,000円の予約限定メニューという、非常に予約時に伝えづらいと不評のあったこのメニューの名前ですが、このほどオパールという名前にしてみました。これに伴い、普段のディナーにも以前に使っていた名前の復活をしてみたわけですが、これらは逆にA、B、Cのほうがわかり易かった、と言われてしまいました…。

 まあこの辺は慣れが解決してくれるのではないかと楽観視しておりますが、イヤこれは…というような意見があれば、お気軽にお寄せ下さい。で、今回オパール(5,000円のコースね)のメニューをボジョレー・ヌーヴォーも近づいてきたということもあり、ブルゴーニュ的なメニューにしてみました。一応ワインを飲みながらというメニューな感じですが、もちろんワイン無しでも問題はありません。

 ブルゴーニュ的、ではありますが、ブルゴーニュの伝統料理そのままというわけではもちろんなく、西洋堂らしく、水戸のお客様(というか西洋堂のお客様の顔を思い浮かべながら)食べやすい様な感じにアレンジしたメニューということになります。ブルゴーニュ風といえばエスカルゴの、という感じでエスカルゴにしようとも思ったのですが、やはりかなり好き嫌いの大きいメニューでもありますし、ホタテ貝を使って味のイメージを残した、という感じにしてみました。

 この辺不純に感じるか、食べやすいからOKかは人それぞれですが、そもそもこのコース自体が普通の人の気軽に楽しめる(年配の方や子供も含めて)フルコースというコンセプトですから、食べにくいものをそのままというわけにはいかないわけです。そして魚料理がキノコのスープ風のソースで、本当はこの辺もクネルとか考えたわけですが、はんぺんみたい…といわれるのは目に見えているので、日本人の好きな魚はそのまま調理した感じ、にしています。

 メインだけは牛肉の赤ワイン煮・ブルゴーニュ風ということで、ストレートにブルゴーニュ風です。もちろん素朴な感じではなくて、レストラン風にはなっていますが、個人的には素朴なスタイルもキライじゃありません。でも、あまりビストロ風なのもまずいですし、この辺はしょうがないですね。というわけで、そんな感じの今回のメニュー、スープは魚のソースみたいな形で少し付くだけですが、+600円で普段のディナーの量付け足すことも可能です(その場合魚のソースは変わります)。

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昔の名前で、出しています

 最近ディナーのコースの名前を昔使っていた、オパール、エメラルド、サファイア、ダイヤモンドに変えてみました。並び方は昔の通り、順に安いほうからですが、以前は5,775円、8085円、13,860円、17,325円でした(現在の税サ込みに換算)。今回は5,000円、5,800円、8,000円、11,500円と、金額は十数年より以前に比べてだいぶ安くなっていますが、もちろん物価はその当時よりは確実に上がっているので、大きく値下げした感じになりますね。それだけフランス料理が身近になったということでしょうか。で、以下まったく関係無い話。

 もちろん世の中におけるフランス料理の物価というのは、原材料になにを使っているか(同じ○○でも、品質で値段が10倍以上なんて珍しくない、けど普通の人が食べるとその差がわかりづらいのもたしか)は別にして、その頃に比べると大幅に低価格化が進んでいますし、低価格ならなんでも良いという風潮のある現在、1,500円のランチが(スープ・メインにデザート・コーヒーまで付いていても)パスタのランチに比べると高い!とか言われる世の中であり、不景気が後押しして淘汰が進んでいる状況でもあります。

 安ければ安いほど良い(でも見た目は綺麗でないと)、というのは、現在の日本をめぐる食料事情を招いた根本の原因でもありますが、よい食材を育てる(有機栽培の野菜、国産のお肉に少し高いお金を払っても、自分達の健康に直結する安全性の確保、未来の国を支える農業を育てる)という意識は、(自分も含めて…)ほとんどの人が無くしてしまったようです。

 同時に、かたちや色が良いもの至上主義により、欠けや虫食いがあるものは出荷さえ出来ないような状況で、国産モノの価格の上昇に拍車をかけていますし(で、売れないでさらに高くなったりね)、農薬や化学肥料漬けから抜け出せない状況をつくり出している様な気がしています。B級品でも味などに問題があるわけでもなく、そういうものを適切な価格(処分価格で工場へ、ではなく)で買う、買える様な感じになるとイイなぁと思っています。

 身のまわりにある海外製品の中には、昨今問題となっている様な品質の確保されていないもの、体に害のあるものが含まれている可能性がゼロではない、という最近の報告が、こういう状況の変化への足がかりになるといいんですが…。大手のチェーン店が某国製品廃止とか言っていますが、中小規模の安いお店では、今ではそれ無しでは営業できない所もありますから、そういう意味でも検品、検査体制の強化はお願いしたい所ですね。

 ほんと、今回の件で、大手の意外なところがこういう製品を使っていた、というのがわかったりしましたが、中小のところは発表も無いし良くわからないだけに怖くて、と言う人が結構いるのに驚かされます。“~使用”といっても、安すぎると信用できない、なんていう普通の感想(今までは、お得じゃん!でしたし)を聞くのも久しぶりな気がしますが…。不景気なので難しいかもしれませんが、これをきっかけに、食の安全性だけでなく、もうちょっと深いところまで考えて欲しいかな、と思ってしまいます。

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口コミ

 予告どおり、口コミについて。西洋堂がどうこう、ではありません。基本的に西洋堂に対する口コミにはノータッチですので、そちらはお気軽に批評でも批判でもどうぞ。感じるのはお客様ひとりひとりの感受性の違い、趣味嗜好の違いですから、それに対してなにを言うということは、基本的にはありません。間違いがあればそれを指摘するくらいのことはあるかもしれませんけれど。

 で、口コミですが、自分も結構使うことがあります。ですがこの口コミっていうやつ、なかなか難しいものであるっていうのは前回述べたような理由と、もう一つ身内のヨイショが含まれている場合があるという点ですね。ですので、一軒のお店を調べる時には、基本的には全ての口コミに目を通しますし(大量な時は最近20件くらい)、他の口コミも見に行ったりします。

 それと平行して、以前いったお店の評価で自分に近い感想のあった人の口コミ、気になる口コミは、その人の他のお店の口コミも眺めてみる事が良いですね。やはり感じ方が似ている人の場合、そのほかのお店に対する評価がわかりやすい(この人がこういう風に感じるなら…という具合に)ということもあり、逆にそういう中からお店を選んでいく(新しい発見があったり)、ということもあるわけです。

 生まれ育った環境(なにを食べてきたのか)、現在の趣味嗜好、サービスや味、雰囲気に対する優先順位など、人によって大きく違う意見をただ眺めていただけでは、やはり何も伝わってこなかったりする、ということがほとんどです。ですから、基本的には気になった口コミがあったときは、その人の他のお店の口コミまで見ておく、というのが意外と大事だったりするわけです。

 プロフィール欄で年齢層までわかると、さらに評価の内容がわかりやすくなりますね。それと、味に関しては参考順位(へんな言い方ですが)は低かったりします。美味しい~ってのが、化学調味料満載やインスタントだったり、え~、ってのが丁寧な手作りだったりすることもないわけではないからです。やはり素材の差、味の差というのも、普段の食事に左右されるわけで、どちらが良いではなく、好みの問題なのですからね。

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上等なランチ?

 水戸・つくば・土浦上等なランチ(アマゾンのアフィリエイト)というグルメガイドに掲載されました。18,19ページです。東京を中心に上等なランチというガイドブックを発行しているメイツ出版の本です。今、話題のつくばを中心にしたガイドにしたかったのでしょうが、店舗数が少ない事もあり、水戸まで含まれた様な感じなのでしょうかね?

 左側のお勧めの本(最近ははるか下に下がってしまいましたが)にも載せましたが、意外と地元のグルメ本に西洋堂は乗る機会が少なかったりします。理由はそちらに書いたとおりですが、しっかりとしたコンセプトと構成がないと、西洋堂の様な店は、浮いてしまうか、沈んでしまうかのどちらかになる場合が多いので、話は聞いて広告の値段も聞きますが、その後お断りする事もあるわけです。

 基本的に自薦、他薦の違いはありますが、グルメ本に取り上げられるお店自体は、どちらもそんなには変わりないと思います。それに、お店が良いか悪いか、というのは、非常に個人的な趣味嗜好の問題でありますので、インスタント料理に張りぼてでも最高のお店もあれば、手のかかった料理にお金をかけた店舗の最低のお店もあって当然です。

 この辺が良く見る口コミガイドの限界(次回の記事で書いてみようかな)でもありますが、一人ひとり違って当然。だから当然お店も同じ様な店ばかりではなく、いろいろなお店があったほうが良いに決まってます。好みも年齢や経験によって大きく変わることもありますし、お店も変わっていくのが当然、というところが多いでしょうしね。

 と、すっかり話はそれてしまいましたが、ガイドブックが発売されたということもあり、掲載された料理に近い内容にメニューを変えております。季節的に変更になっている部分もありますが、よろしければぐるなびのメニューでご確認下さい。

 そうそう、それとシェフからの伝言ですが、“知り合いの方はサービスの者に気軽に声をかけてください。”だそうです。写真が載って、いらしてくださる方もいらっしゃるのですが、来店時に声をかけていただければ、空いた時間に対応できることもあるので、その時はスタッフまでどうぞ。出られないときや、出かけているときもありますので、確実には予約時に、どういう知り合いの方かおっしゃって頂くのがベストですね。よろしくお願いいたします。

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垂直注文?

 垂直試飲という言葉はありますが、垂直注文という言葉は無いですね。平行が同じ年のワインの味を比べるという意味なのに対して、垂直は同じ銘柄のワインの年代違いを試すことを指します。というわけで、同じ銘柄のヴィンテージ違いの注文というタイトルの意味になるわけです。と、タイトルの説明だけでも大変です。

 西洋堂ではいくつかの銘柄で、複数のヴィンテージのワインをそろえています。キャンペーン中のボルドーで言えば、ラフォン・ロシェやコス・デストゥーネル、シャトー・ド・フラン キュベ・スリジェやレ・フィエフ・ド・ラグランジュなどなどです。もちろん他にもいろいろありますが、たま~にこういう垂直に飲んでみたいという人がいたりして、フォージェールやラグランジュなどは、数がなくなってしまいました。

 もう少し安いレンジでもいくつかあったのですが、どうしても安いレンジは回転が早いということもあり、今では2ヴィンテージ揃っている、まして年が離れたものがある、というのはまれになってしまいました。ブルゴーニュやローヌも傾向は同じですね。良い年、悪い年というのはよく聞きますし、言いますが、やはりヴィンテージ違いを飲んでみると、キャラクターがかなり違うものもあり、結構面白い(毎年同じでは逆につまらない?)ものです。

 同じ畑で同じ生産者がつくったワインが、年によってどう違うのか、というのは、非常に面白い体験でもあります。良くても悪くても同じ様につくろうとする生産者がいたり、年によって大きくキャラクターを変えて、軽い年のものは早くから飲みやすいものを、いい年にはそれこそ20年は飲めないような長熟ワインをつくっている生産者もいたり、いつでも何か発見があります。

 問題があるとすれば、それだけのワインを開けて飲むメンバーと、それなりに高価になる価格に対応できるか、ということですね。めったにある機会ではないのですが、プロでさえ垂直試飲の機会は非常に少ない事を考えると、こういう機会があるときは逃さないようにしたいところです。もちろんそういうものだけあって、西洋堂でも年に数回あるかないか、ですけどもね。

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全て込み

 サービス料。最近は東京のレストランでも込みの表示のところもある様でビックリしますが、なかなか微妙なモノである事は確かです。西洋堂では、法律で税込みの表示が義務付けられた時にサービス料込みの表示に一本化してしまいましたが、これは自分の個人的なワガママを押し通した結果でもあります。

 そもそも、サービス料が別でも納得できないものを提供していないのだから、きちんと頂いても良いはず、という強硬派に対しても、支払うべき価格がきちんと明示されていないお店に自分が行った時にどう思うか?という問いかけを手始めに、一気に攻勢をかけて(ずっと込みの値段にしたかったから、いろいろ考えていましたしね)、なんとかモノにすることが出来ました(付帯するサービスが多岐にわたる披露宴のみ除く、ですけど)。

 そのかわり、今まではサービス料を頂いているから、という理由で一切受け取っていなかったチップを、差し出されたらありがたく頂戴するということにしています。チップという考えこそ日本人に合わない様な気がしますが、それでも結構頂けることもあるのですよ。お会計の端数から、袋入りのものまで、あなたに、というもの以外はチップ箱に回収され、社員の研修などに生かされています。

 基本的に、全て込みの値段を提示すべき、というのは個人的なワガママであるのですが、この辺はお店次第で決めるべき事で、他店をどうこう言うつもりはまったくありません。ただし、世の中の流れとして、何年後かには支払うべき価格の総額表示が義務化されることがあるかもしれないですよね。まあ、それ以前に、払う価値の無い内容でサービス料を取る店自体が、お客様にノーと言われる時が来るかもしれませんけどね。

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おすべきか、引くべきか

 サービスの仕事の難しいことは、一般的に良いとされることだけを守っていれば良い、ということではない事です。例えばお料理をお出しした際に説明をする、という当たり前っぽい事をするのが良いとはいえない場合もあるのです。同様に、失礼しないように仕事をして、失礼しますと言わないほうがいい場合とか、他にもいろいろあると思います。

 もちろんお店の雰囲気やスタイルによって大きく変わってくることが多いので、ココでは良いけど他所ではダメ、ということもまた多かったりして、どうしてよいのか雰囲気をつかむまでは動けないということもあるのですよね。お店によっては、お店の雰囲気のなかで個人の個性を出してよいところもあったりしますし、フレンチのお店では基本的にマニュアルが無いお店がほとんどではありますね。

 西洋堂もマニュアルがないので、すべきこと、仕方、ダメなことを一通り教えたら、後は仕事の中でOKとダメ出しを繰り返し、ということが多いです。基本的には西洋堂のサービスの許容範囲内であれば、その人なりのやり方でOKということになります。サービス人にも個性がないとつまらないですからね。

 というとところで冒頭に戻りますが、基本的には西洋堂は必要ない言葉はかけないことが多いです。ビジネスの利用や、冠婚葬祭等、黒子に徹して(天皇陛下のお席などもそうですね)仕事をする機会が多いというのも理由でありますし、話をいちいち中断させてしまうくらいなら、聞かれたときに料理は説明すれば良い、と思っているからであります。

 同様に、相手がコチラに気づいていて、失礼しない時には“失礼します”は無くて良い、と言ってるわけですが、話に割り込む形でも料理の説明をしたり、失礼しなくても失礼したほうが良い、と思っているお客様もいたりして、おすべきか、引くべきか、その辺の所は結構微妙ではありますよね。サービスは、しすぎてもダメ、足りなくてもダメで、同じテーブルでも人によって違うので(話を切られるのを非常に嫌がる・怒る人と、説明は話を切ってでもしてもらいたい人の組み合わせなんてしょっちゅうだし)、困っちゃう時もあるんですよねぇ。

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サービスの仕事

 最近は、ホールの重要性、ということが言われるような感じになってきましたが、それでもまだまだお山の大将がお客様とは関係ないところ(厨房)で威張っているような場合も若干(と思いたい)あるようです。そういうお店では、どうしてもサービスの人間はただの皿運びでしかない場合が多いようです。

 西洋堂はもともと厨房の人間がオーナーではないので特別かもしれませんが、昔から厨房とホールの関係は五分と五分。営業中に関しては、基本的にホールの方が強いというような感じになっています。もちろん強いと言ってもけんかするわけでなく、発言権が、ということです。もちろん若い子は遠慮して言い出せない場合も多かったりしますが、内容さえ間違っていなければ、新人が料理長に対して変更を要請する、というのもありえるわけです。

 もちろんダメ出しするからには相応の知識、経験が必要とされますし、頭ごなしにダメというわけにはいかないので、モノの言い方というのも考えなくてはいけないでしょう。でも、こういうことが可能ということは、やる気さえあれば自分がどんどん仕事の中心に入っていけるということでもあり、ただの運び屋で終わる、ということもありません。

 常に知識を更新、料理のつくり方にまで踏み込んで勉強していくことにより、サービスマンという職人として一人前になってくれるといいなぁ、と思っています。でも、他のお店にいって同じ様にやると、ちょっと(というか、だいぶ)気まずい事になる可能性もアリです。基本的にはわりと田舎のレストラン(もちろん悪い意味ではない)の西洋堂ですが、それだからできることもいろいろあります。

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お休みです。と、告知。

 西洋堂は12(日・定休日)、13日(月・体育の日)はお休みさせて頂いております。

 なお、11月3日(月・文化の日)は営業いたしますので、ご予約のうえ、ご来店くださいますようお願い申し上げます。

 世の中はすでにおせち料理の予約受付開始、クリスマスの予約受付開始、だそうですが、西洋堂でもメニューはあと一歩ですが、すでにいくつかご予約を受け付けております。クリスマスは20日から25日で、おせち料理は12月31日の店頭お渡しのみとなっております。

 例によって例のごとく、クリスマスは普段のディナーの価格である5,800円、8,000円、11,500円の三種類(24日は11,500円のみ)で、8,000円と11,500円がフルコースとなっております。また例年の様に喫煙室のご予約も受け付けておりますが、コチラは部屋の都合で早々に予約打ち切りとなることもございますので、ご注意を(メインダイニングは全席禁煙)。

 11月から12月にかけては、個室の予約が多くなっておりますので、個室でのご予約をご希望の方は、お早目のご予約をお勧めいたします。

 と、そんなところでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

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もう冬、服

 季節は秋。食欲の秋でもありますが、冬服の秋でもあります。バイクのライディングウェアは、夏用の穴があいた様なメッシュジャケットから、薄手のジャケット、綿の入ったジャケットとあります。自分的には、朝晩の涼しさが感じられるようになると、冬用のジャケットを持ち出してくるという事もあり、すでに暑苦しいジャケットをいつも持ち歩いています。

 もちろんまだ日中は暑く感じる場合もありますが、熱いときには少しジッパーを下げたり、袖口を大きく開いたりと調整できますから、走っている分にはそれほど暑くありません。逆に、寒くなった時に薄手のジャケットではなんの対応もできず、持病の腰や、関節を痛めたり、風邪をひいたりと、年寄は良い事がありません。

 もちろん本格的な冬が来れば、下にさらにフリースを着たり、アンダーを発熱仕様にしたり、ウインドストッパーや皮のジーンズを持ち出してきたりと、まだまだ暖かく出来る余地はたくさんあるわけです。というか、それだけやっても雪が降るような日は寒さを感じる部分があるのですけれどね。それでもなんでバイクに乗るか?とよく聞かれますが、何より楽しいし、そういう季節を感じすぎるほどに感じられるというのが、気持ちいい部分があるからなんでしょうね。

 オーブンカーだって秋から冬が一番楽しいように、やはり安楽な移動手段というよりは趣味の乗り物ですから、不自由を楽しむ心の余裕がないと、オープンカーやバイクなんて乗れない、ということなのかもしれません。能天気で何も考えてない、というわけでは、けっしてないと思うんだけど…自信はありません。

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マイクロフォーサーズ

 引き続いてカメラの話。前にもちょっと書きましたが、現在使っているフォーサーズという規格の一眼に、新たに加わった拡張規格のカメラの事です。自分の使っているオリンパスE330の良い所は、ほとんどソニーのα300,350に引き継がれているのですが、メーカー間で互換性の無いレンズ交換式カメラの場合、交換レンズの買い替えという問題もあるために、なかなか他の規格に移るのは面倒なんですよね。何よりフォーサーズの可能性が好きですし。

 個人的にはさらに小型化されたフォーサーズをずっと望んでいましたから、ある意味では嬉しい新規格なのですが、残念な事にフォーサーズのレンズは、ある一定の制約を受けることになり、そういう意味では規格の乗り換えに近い人も多いでしょう。ちなみに自分は3本のレンズの内一本だけがオートフォーカスが効かない様になってしまいますが、他の二本はレンズアダプターさえ買えば(高いけど)一定の条件で流用可能なので、コチラの規格にいずれ移行(というか併用)する予定です。

 もともとフォーサーズに求めていた部分は、こういうデジタル時代の新しいカメラの形(E330を使っていることからも明らかですが)ですから、フルサイズと呼ばれる大きい素子のカメラにはまったく興味がありません。高感度のノイズの少なさが羨ましいくらいですが、大きさ重さ、システムの構築価格を見ても、まったく一般人には必要のない規格の様に思えます。そしてそれは、コンパクトの高級機の写り+αで十分な自分にとっては、まったく持って不要なシステムという事になります。

 そういう意味でも興味津々のこの規格のカメラですが、パナソニックのG1、その次のオリンパスのコンパクト風、パナソニックの動画対応機は我慢して、レンズが揃い、ある程度技術がこなれた頃(来年の秋頃かなぁ)に導入できればイイなぁ、と思っています。前回のLX3、G10を悩むのも、この辺との兼ね合いですね。やっぱりもう少し5060WZで我慢しておこうかなぁ。

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ルミックスLX3

 デジカメ、ですね。実は結構気になっているのですが、なかなかに高価な機種だけあって、もう少し様子見という感じです。広角側が広く、気軽に使うには、やや望遠側が短いレンズを持つカメラです。個人的には画づくりはあまり好きではないのですが、キャノンのG10のほうが使いやすいかな、と悩んでいるところです。

 自分の使い方的にはG9のほうが望遠側が長いので使いやすいのですが、広角側が30ミリより小さいカメラが望ましい(G9は35だっけ?)という事になると、撮像素子が大きく、レンズの性能が高いモデルは限られていますからね。今使っているオリンパスの5060よりは望遠側が長いこともあって、現状での候補1番はG10という事になります。

 もっとも、大きく重そうなこともあり、実際には発売後に何度もいじってみて、という事になりそうです。それでなぜタイトルがLX3、という感じですが、広角側が広く、レンズがかなり明るいこのカメラ、レストランで料理写真などを写す時には大きな武器になるからです。テーブル上のいろんな料理を撮ったり、暗いテーブルでフラッシュを使わない撮影をするなど、まさにレストランで写真を撮りたい人向けのカメラ!という感じがするからです。

 レストランでも、たまに一眼レフを振り回している方がいますが、やはりバシャ、とかシュキュィーとか、シャッターの音が結構大きいのと、大きく重いカメラを出したりしまったりしているのは絵的に美しくないという事もありますからね。個人的には、レストランでは音の出ないコンパクトタイプで、光の出るフラッシュを使わずに写したほうが好ましいと思っています。他の方に迷惑にならない様にしないといけないですから。

 そういう観点から考えると、レンズが明るく、ある程度の高感度も使え、強力な手振れ補正まで搭載したこのカメラは、本当に理想的。一台欲しいよなぁ、と思ってしまうわけです。レストラン・ブロガーなどには理想的なカメラの一台、と言えるのではないでしょうか。

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秋のボルドーワインキャンペーン

 ワインの話題が続いていましたが、西洋堂ではフランス食品振興会の“秋のボルドーワイン・キャンペーンに参加しております。まあ、いつもボルドーワインが中心であるのは確かですから、特別ナニというのはありませんが、ボルドーの小冊子などもご用意して、皆様のご来店をお待ちしております。

 普段から50種類くらいワインリストに載っているボルドーの赤ワインですが、せっかくですから60種類くらいに増量しておく事にしました。ちょっと若いのや、数の1~2本しか無いものなど、モノによってはすぐに無くなってしまうかもしれませんし、出ないかもしれませんが、ちょっと高すぎる…というものも入れてみました。

 もちろんボルドーだからといって西洋堂の基本コンセプトは変わりませんので、基本的に使いやすい価格帯のものからご用意しております。三千円台後半のものから十万越えまで、お好みとご予算に応じてお選び下さい。95年の6,000円というものも用意していますので、熟成ワインもお気軽にお試しあれ(もちろんサービス料と税金込みの価格です)。

 個人的なオススメは前に書いたように98あたりのものですが、その中でもベルナドットは個人的にも好きなワインです(なのでオススメして売ってしまったので、数は少ない)。1万円越えの価格がネックですが、品のあってボルドーらしいカベルネの味わいが楽しめます。97のレオヴィル・ポアフェレはもっと高いですが、グランクリュ2級のなかではお手軽に楽しめます。そして一押しはシャトー・ド・フラン。スペシャルキュベも含めて数は少なくなってきましたが、普通の人が気軽に楽しめる(味わいの)一本です。

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クジ引き(と追記)

 今日からもう十月ですね。あっと言う間に暮れが来て、年を越してしまいそうです。というのは置いといて、実は西洋堂ではフランスワインキャンペーン、ボルドーキャンペーンなどを行っております。と言っても、いつもより数が増えていたり、特殊なワインをオンリストするくらいなのですが、今回はくじ引きもやってみようと思っています。

 レストランでくじ引き…、というのもなんだかピンときませんが、SOPEXA(フランス食品振興会)様から頂いたグッズがいろいろあるので、せっかくですからこの機会に使わないものを放出してしまおうということになりました。たいしたものではないのですが、ボルドーキャンペーンの販促品ですので、ボルドーワインの5,000円以上のワインをご注文いただいた方に一本につき一回のチャンス、です。

 テーブル用のカード立てが10個とか、クリスタルではもちろんないワイングラス(簡易包装なので、割りたくない人は持ち帰りに気をつけてください)が20個とか、ラベルはがしが10枚とか、そんな感じのたいした物ではないものばかりです。ちょっとオシャレで使いづらいハーフボトル用くらいのプラスティックのワインクーラーが一つとか、ごく普通のソムリエナイフのソムリエナイフも一本あったかな。

 ま、そんな感じなのですが、100本も売れても4割?結構な数で(つまらないものですが)あたったりするような感じですね。想定数を100とするなら、グラスはペアでもいいかもしれませんね。気が向けば商品を増やしますが、そんなに飲むかしら?最近はグラスワインが多いですし、パーティーではハウスワインがほとんどですしね。とりあえず今日の営業からやってみようと思っていますが、さてどのくらい出ますでしょうか?

 というわけでしたが、西洋堂でくじ引き~?という、反対意見が結構多いので、なんか他のいい方法を考えてみたいと思います。らしくない、とか、レストランなのに…という意見はもっともであります。たまったものの置き場に困って、ということですので、他意はありません。結構こういう販促モノってたまっちゃったりするんですよね。捨ててしまうのはもったいないしねぇ。

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