今年のクリスマスは…、

 今年のクリスマスのテーマはどうしようか?というところで止まったままでしたが、やっとメニューを貼れました。クラシックゴージャスな料理をメインディッシュに、というテーマで、メインとなる1万1千円のお料理(税金・サービス料込みです、しつこい様ですが)のお肉料理は、牛ヒレ肉にフォアグラ乗せてトリュフソースという、ロッシーニ風にしてみました。

 もちろん脂ぎった和牛では脂肪過多になりすぎてしまうため、海外の上級物(脂は少ないけどそれほど固くない)にフレッシュフォアグラを組み合わせる形になります。お魚はオマール海老を。コチラはコテコテのメインだけに軽やかな感じに、柑橘系のフルーツ風味にしてみました。オードブルは重くなりすぎないようにカニのサラダ仕立て。少しキャビアを添えて、塩味を調整しています。

 ちなみに7,800円では、オマールの代わりにその日の入荷の魚のお料理と、フォアグラの入った牛肉の赤ワイン煮込みのキャベツ包み(今年は今までとちょっと作り方を変えてみた、軽めに)みたいな感じでやってみようかと思っています。例年通りクリスマスウイーク的に19日から26日はこのメニューで(通常と価格が一緒です。7,800円のメインが魚か肉の5,500円もあります)、24日のみ1万1千円のメニューのみとさせて頂きます。

 値段がいつもと一緒なら、営業時間も一緒で、時間はお好きな時間で、もちろんランチタイムでも予約ならご用意することが可能です。特別料理をご用意する(フォアグラも入ってお得?)以外は普段と一緒という、いつものスタイルは、お得意様が多い当店ならではかもしれません。ちなみに、そんな感じですから、いつもの様に、嫌いなものがあれば予約時にお申し出下さい。別メニューをご用意(当日は不可)させて頂きます。

 例年通りですと、貸切が一日くらい入ったり、日によっては余裕があったり、一杯だったりしますので、基本的には予約のみのご用意とさせていただきます。特に1万1千円のコースは、当日のご注文ですとオマール海老が魚料理に変わることがありますので、ご注意を。

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クリスマスのメニューを貼ってみます。

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おせちの写真

Oseti_2009tate   とりあえず撮影してみたので、貼り付けてみます。まあ、毎年半分は同じものですから、新鮮味はないかもしれませんが、ローストビーフや有頭海老などのメイン料理は変えられないので、仕方がないかもしれません。

 今年は小さい型に入ったパテなどもありますが、これはパンとかないと食べづらいかもしれませんね…。和食寄りにならない様に、という事を考えると、こういうパン物(エスカルゴもそんな感じですね)がどうしても入ってしまうのは仕方のないことなのですけどね。ちなみに自分はトーストした食パンに乗せて食べるのが好きです。エスカルゴも。

 あとは品数を増やすために、今年は3~4個しか入っていないものもありますので、人数が多い時には取り合いにならない様に祈っています。カニコロッケや椎茸肉詰めなどですね。エスカルゴもそうでした。ちなみにエスカルゴは一週間前までの予約でしたら他のものに変えることが(内容の指定は不可です。ゴメンナサイ。)出来ます。お嫌いな人は、予約時にお申し出下さい。

 毎年恒例ですが、12月31日の10時から、14時のお渡しになります。西洋堂のロビーにてご来店をお待ちしております。ちなみに価格もいつもと同じ21,000円(税込み)です。朝つくって、真空パックとかしないで詰め込みますので、郵送とかは不可です。冷蔵庫などへ入れていただいて、1月1日中にお召し上がり下さい(一応建前としては)。オーブンやトースター、電子レンジ(入れ物を変えてください)などを使って美味しくなるものもありますので、お試しになってください。

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さて、おせち料理は。

 クリスマスのメニューもほぼ決まり、次はおせち…。まあ、頑張って決めちゃいましょう。おせち料理自体は毎年それほど大きくは変わらないので簡単そうですが、意外とそれ以外でちょっと違うものを(しかも日持ちするもので)となると、実はこれは大変難しかったりするのですよね。試作して何日か後に食べてみたり。

 毎年の様に買ってくれる方もいたり、隔年で買ってくれたり、新規で買ってくれる人がいたりと、意外と毎年数量がほとんど変わらないというのがありがたいものです。年末の最後の日に早起きして仕込みをしておいた材料を一気に仕上げていく、という形のため、前日などにご用意できなくて申し訳ないのですが、美味しいもの(ロースとビーフなどは大きな塊りで焼かないと美味しくない…)をつくるためには仕方の無い事です。

 しかも西洋堂のおせちはパックで真空などでは全然なくて、当日仕上げた料理を詰めただけのもののため、日持ちがしません。真空パックで前もってつくっておけば楽そうですが、アレは美味しいものとそうでないものがはっきり分かれますしね。そういうわけで通販もできないわけで、毎年お断りする数も結構あったりします。同じ様なスタイルのおせちを、ビニール袋に入れてクール宅急便で、というお店もあるようですが(問合せの時に言われた)、リスクが高いこの方法は勘弁して欲しいというのが正直なところ。

 そんなわけで、当日のお昼前からお昼後までの時間に店頭でお渡し(税込み21,000円)、のスタイルを何十年も続けているわけですが、大勢の根強いファンの方がいてくれるおかげで、今でもこうして続けていられる事を感謝しています。さて、今年はどんな内容でいってみようか、余計悩みが深くなってしまいそうです。年に一回だからあまり変えないで欲しい、という希望も多いので、なおさら…。

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美味しいものって?

 食っちゃ寝、の食ったほうですが、今回は子供を連れて行く普段の食事をグレードアップしてみました。ハンバーガーが食べたいと言えばマックではなくモスへ、お寿司が食べたいと言えば100円ではなく職人がカウンターで握る(でも子供も普通に入れるそこそこの)寿司屋へ、といういう風に。

 まあ、自分が高級食材を扱っているからといって、ハッピーセットの景品がほしいというのを否定することもありませんし、そもそもジャンクから三ツ星まで、という適当な舌の持ち主でもありますので、逆に食材の不足を補う技術の巧みさに惹かれることもたびたびであります。もちろんなかには食べられない、食べるな、と言わざるをえないものもないわけではありませんけれど…。

 それにしても、ひさびさに(子供と一緒だと、やはり普段からは来ないし)美味しいものを食べると、そのあまりの格差にビックリしますね。もちろんその差がわからなければお金を払うのが惜しいと感じる人が多数なのも、結構良く理解できたりします。どこでどういうふうにつくられたかわからない半端な食材でも、形を変えてそれなりに化粧すれば、安くて量が多くてこっちのがいいという人が多いのも良くわかります。

 まあ、でも、やはりそれだけでは寂しいですし、たまにはお金を出して美味しいものを食べたいという人も少なからずいることで、なんとか高級食材や高級料理店は成り立っているわけです。それにしても、段違いに美味しいとわかっていても、生ものが結構苦手な自分は、100円の食材は結構食べられるのですが、きちんとした旨みのあって“本当の生”の寿司は一人前で十分だったりして、玉子やかっぱ巻きがあればいいや、とか思ってみたり…。

 でも、ウニやいくら、ご飯といったわかりやすいものだけでなく、全ての食材が美味しいと感じる子供の味覚をなめてはいけないな、とあらためて感じたのも事実。まあ、いつもは無理でも、たまにはこういうお店に来ないといけないな、と反省した食べ歩きでもありました。

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で、エスカルゴ

 殻入りの金属プレートに載った半ダースのエスカルゴ。身の毛のよだつ人も、よだれの垂れてしまう人もいるという、極端に好き嫌いの分かれる食べ物であったりします。西洋堂でも昭和50年台までは普通にメニューに載っていましたが、やはり基本はビストロ料理ということ、臭いがキツイという事もあって、今はメニューには載っていません。

 まあ、載っていないからないのか?というと、ちっともそんなことはなく、やめてからもずっとエスカルゴは裏メニューの筆頭近くに君臨していたりするわけです。基本的には予約のみですが、エスカルゴを必ず食べる人というのがいたりするので、その方なんかは特別に予約しないでも準備してあったりしますが、基本的には急には用意できません。

 カタツムリ、というとなんかイヤですが、陸上に住む貝の仲間で、味的は下ごしらえで何度も何度も煮てしまうこともあって、ほとんど触感だけの食べ物だったりします。ので、最近ではエスカルゴを使うなら、という事で、新鮮な貝類をエスカルゴ風味で出す人も多くなりました。西洋堂は古いレストランで、何十年も通ってくださる方が多くいるので、昔食べたこれが、という人も結構いますが、一般的にはあまりそうではないですからね。

 なによりエスカルゴより、普通の貝を使った方が安いですし、喜ばれるのであれば、珍しさ以外でエスカルゴを選ぶ理由が無いですからね。と言いつつも、西洋堂ではたまにエスカルゴを殻入り以外の形で出していたりします。きのことパイと組み合わせた料理は僕の発案ですが、結構コテコテにもかかわらず、気に入ってくれる方が多いのでホッとしています。まあ、たま~にしかメニューには載りませんので、見かけたときにはどうぞお試しください。

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カニクリームコロッケ

 なぜかここのところ、コーヒーハウスでカニクリームコロッケが良く売れているそうです。たしか1,000円でライスかパンが付いてくるんでしたね。家庭用によく売ってる冷凍の、ホワイトソースにカニ風味を付けたものをイメージしているとちょっと違うかもしれませんが、クラシックな、大昔からあるクロケットではあります。

 おせち料理で中に入っている事も多いので食べたことのある方も多いでしょうが、冷えて周りがしなっとしてしまったものでも美味しい。温めればさらに美味しい、揚げたてが一番なのは言うまでもありません。以前はラードで揚げていましたが、西洋堂でも5~6年前からラード(豚の脂、やはり結構もたれる…美味しいんですけどね)はほとんど使わないことに決めたので、それ以前よりは味が薄くなっているかもしれません。

 おせち料理でも、“今年は休憩しようか”、と外してしまうと、とたんに苦情がくるという人気商品であります。同じおせちのエスカルゴが、一部には大人気、一部は拒否反応(予約時に申し出て頂けると、エスカルゴに関しては他のものに変えることが出来たりするのはそのため)で、やめると“どうしてないのか?”と、“なくて良かったよ”という反応が半々で返ってくるのとは対照的です。

 子供から大人まで楽しめますし、東京のなんたらの3,000円するカニコロッケより美味しいと、遠路はるばる食べにいらっしゃる方もいるというのも頷けます。まあ、もっとも食べ物は嗜好品ですから、美味しくない、こんなのは違うという人もいるのも確か。興味がでて食べてみたけど、“こんなもん?”で終わってしまうリスクもありますので、その辺はご注意を。

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コーンポタージュ

 まあ、あまりやらないのですが、残暑の頃の食欲の減退する時期には飲みやすくていいかなぁ、と思って提供しております。これは冷たいスープとしての提供となります。どうしても安いというか、子供っぽいというか、そういうイメージになってしまう人もいるのですが、飲むと美味しかった、となることが多いので、ホッとしています。

 ちなみにランチでも(メニューには載っていませんが)熱いカボチャのスープも用意があるので、冷たいスープがダメ、コーンは嫌いという人は予約の時に言ってくれればコチラをお出しできます。ディナーでは普通にコチラも用意しております。

 意外とコンソメは人気が無いというか、せっかく頼んでいただいても、途中で飲むのをやめてしまう人が結構入るのが残念です。化学調味料とコショウの味、がコンソメの味ではないので、きちんとつくったコンソメを飲んだ事のない人には、違う飲み物という様に感じるようです。逆にオニオングラタンは残ることが少ない(コチラも基本は同じコンソメ、基本はね)のですが、コショウをガリガリ挽いてる人も見かけますね。

 そんなわけで団体の時はコンソメよりポタージュ、なのですが、コーンはこういうときに結構喜ばれる事が多いようです。40人以上なら予約でいつでも用意できます(もちろんつくるのには4日見てもらう必要がありますが、仕入れから考えて)ので、ご希望の方はお申し出下さいね。

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食べ歩き

 ようやく最近水戸にできたイタリアンの新店の食べ歩きが終わりました。いやぁ、若い頃ならすぐに駆けつけて、だったのですが、いいかげん年なんでしょうね(もたれるしね)。例によって例のごとく、内容についてはとくに触れませんが、ひどいお店は無かったとだけ言っておきます。

 まあ、調理場ひとりのお店がほとんどなので、混んでくると延々と料理を待たされるのは仕方ないことですが、そういうときでも飲み物(とオリーブの様なおつまみ)だけはスッと出てくるだけで少しは気分がいいんですけどね。飲み物を頼んで15分も出てこないとかだと、帰らせてもらいます!と言いたくなっちゃい人もいるでしょうから。

 さいわい倦怠期の夫婦の様に何も喋る事が無いわけでもないので、ずっとおしゃべりしてましたが、二人で携帯いじったり本読んだりしているカップルが結構多いのにビックリ。何も話すことなどない!というわけでもないでしょうにねぇ。女同士や男同士の方がよっぽど喋るって、どういう事なんでしょう?今これで倦怠期なんて言ったら???

 とまあ、話が脱線しましたが、総じて基準以上である事はわかりました(一軒だけはもう少し勉強が必要かも…)が、長く続けていく内にモチベーションが下がらないことを祈るのみです。あとは元気のいいフレンチの登場が望まれます(自分だけ?)が、高原価体質(肉の比重が大きい上、バタークリームも多用する)のフランス料理を安く、というのは素材を落とすしかない場合が多く、それだけでシェフのモチベーションが下がったりするので、なかなか容易じゃない場合が多いんですよねぇ。

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サラダ・ニソワーズ

 暑くなってくると、冷製のお料理が少しづつ増えてきますが、リクエストが一番多いのは、シンプルなヴィシソワーズだったりします。シンプルなだけに出汁や素材の味がもろに現れる、という事なのかもしれませんが、ちょっと意外な感じがしますね。個人的にはサラダ系のオードブルが大好きだったりしますが、こういうのは逆にウケがいまいちの様です…。

 サラダ・ニソワーズとか、古いお客様のリクエストで用意することもありますが(昔は夜のオードブルの定番的な料理でしたし)、僕の一番スキなサラダなのに、ツナサラダ?なんで?で終わってしまう事もあるので残念です。クラシックな料理ですし、ビストロや家庭料理の範疇にも入るので仕方のない事ではありますが、美味しいものは美味しいんです。

 西洋堂スタイルではクラシックな葉っぱを使わないタイプではなく、葉っぱの入ったサラダ仕立てとなっていますが、昔(20年まえまでね)は客席で混ぜ混ぜしてお出ししていて、印象に残っている人も多いようです。最近は(というか、ちょっと前まで、かな?)ファミレスでも自分で混ぜ混ぜするように木のボールに木のサーバーが付いてる場合もありますが、これを客席の横でやるわけですね。

 まあ、基本的にはオリーブやアンチョビの入ったツナサラダですから、ファミレスと一緒じゃん、と言われると、まあ似たようなもんです、と言わざるを得ないのですけどね。ドレッシングや具の味とか…まあ、普通の人にはどちらも変わらないと感じさせるようではマダマダ、なんでしょうけどね。

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